たくましい生き方に感動!

ある日、親戚のおばさんとタクシーに乗りました。
京都の桃山駅からすぐ近くの病院までなので乗っている時間は約20分くらいでした。
そのタクシーの運転手はめずらしく女性の方でした。
親戚のおばさんが「へぇ~、女の方でよう車運転しゃはりますな~」と話しかけました。
運転手の方は「うちは今、68歳ですよ。
車が好きなんでずーと運転手やってます。
」と
言われ、それから若いときからの生い立ちをずっと話されました。
車が好きで、若いときから運転手をされていました。
そのうちに自分で運送会社を経営され、その後経営が苦しくなってまたタクシーの
運転手として仕事をされたのです。
この年齢では正社員は無理なのでアルバイトで雇われておられました。
繁忙期になると車の数が多く必要となります。
そんなときは、まず正社員が先に仕事につくことになり、その次は委託社員。
その次はアルバイトの順になります。
車が足らなくなるとアルバイトが先に「今日は悪いけど仕事休んでください」と
言われるそうです。
結婚して子供さん二人おられます。
ご主人とは結局離婚することになり、子供さん二人をずっと育ててこられました。
子供が大きくなり、それぞれに家を出ていくことになり
今は一人で生活されています。
昔は親が年とったらこどもが引き取って面倒見るのが普通だったのが
今はそれぞれに自分の家庭を持ち、親の面倒を見ることはしなくなった、と
悲しそうに話しをされました。
時代とともに変わるのだと、しみじみそう話しをされました。
でも、好きな車でずっと仕事をしてきたことに喜びを感じ、今にいたっているそうです。
その話しをきいて「なるほど、そういう生き方もあるのだな」と
私なりに深く思わせられました。
生きていく中で何が一番大切なのか。
考えさせられました。
タクシーの運転手さんもその人なりの人生がありますね。
私はあまり話をしない方ですが、ちょっとした話しを聞くことで
勉強になることはいっぱいありますね。
ときどき使うタクシーはまさに勉強のための教科書みたいに思いました。